集客力の最大化を狙うために検討すべき名刺作成18のヒント

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ビジネスパーソンであれば当然のように持っている名刺。なんとなく制作してお約束なのでとりあえず名刺交換をしている方もいらっしゃるかと思います。

しかし集客に力を入れようと考えている方にとっては名刺も立派な集客ツールとなり得ます。今回の記事ではそうした名刺を上手く利用して集客力を高めるためのヒントをご紹介していきます。

目次

1.名刺作成で重視すべきはデザインだけではない

名刺を作成しようとする時、大半の方はまずデザインを重視されるのではないでしょうか。これはプロのデザイナーであってもほぼ同じでしょう。しかしあなたが本当に求める事は「綺麗な名刺を作る」ことですか?

1-1.目指すべきは「綺麗な名刺を作る」ではなく「名刺を渡した相手に自然と行動を促すこと」

ただ単に綺麗なだけの名刺を作るだけではデザインではなくアートに分類されてしまうでしょう。名刺で集客力を高めるために真に目指すべきは、名刺を渡した相手があなたの望む行動を取ってくれるよう誘導できる構成にすることです。

ビジネスの場で名刺を使う時、ほとんどの方は名刺を渡したお相手やそこから口コミで繋がった方から「仕事を受注する」事が目的だと思います。あなたが持っている名刺はそうしたターゲットとなる方が「この人に仕事をお願いしよう」という決断をするための手助けになっているでしょうか?

1-2.名刺交換はオフィシャルに情報を伝える絶好のチャンス

相手が何も欲しがっていないのにいきなり資料を出して「もらってください!」と渡す方はほとんどいないでしょう。名刺交換はビジネスのお約束の行動であるが故に、堂々とお相手に情報を伝える事が出来る絶好のチャンスです。

さらにそもそも名刺を渡す場面は、ほぼ確実に目の前にお相手がいる状態の時。

  • 見込み客から何かしらのアプローチがあり、実際に会って渡す
  • セミナーやイベント等で交流があった時に渡す
  • 仕事とは関係ないが自分が何者かを説明するために渡す

特に見込み客から手を挙げてきた時など、すでに受注の入り口に立っていると言っても過言ではありません。そんな好機、逃す手はありませんよね。心を掴む布石として名刺も最大限活用し、そこから先に繋げたいところです。

1-3.集客力をつけるには名刺も立派なツールであると捉える

もちろんいきなり受注に繋がるケースはなかなか少ないかもしれません。しかしそこに至るためのツールとして名刺が機能するように戦略を練る事は大切です。売上を上げるためには名刺も立派な集客のツールなのだと捉えましょう。

では次から名刺の集客効果をアップさせるためのヒントを書いていきます。

2.集客力の最大化を狙うために検討すべき名刺作成18のヒント

集客力が備わった名刺を作成する際にヒントになる事を綴ります。最初は難易度が優しい基本的な事から始まり、後になるにつれて少しテクニックを要する事、名刺活用のアイディアを並べます。では順に見ていきましょう。

ヒント1.自宅のプリンターではなく印刷所に頼んで作成する

さて前述の通り、最初は基本的なことからはじまります。この印刷所で頼むというのは名刺制作においては基本中の基本。実のところ印刷所を利用してもデータさえ持ち込めば、白黒両面でも印刷代は100枚1000円くらいで済むところもあります。

自宅のプリンターで作るというのはほぼ確実に市販の名刺シートにインクジェットで印刷して作られた物だと思います。はっきり言いますとあまり戦略など関係なく制作している方が大半でしょう。もちろん手作りでないと実現できない特殊な名刺だという場合は別ですが、99%普通のデザインをただプリントしているだけです。そうして仕上がった名刺が見劣りする物であるならば、平均どころかマイナスの印象を与えます。

  • 名刺の雑な仕上がりで、仕事まで雑ではないかとイメージさせる
  • 費用的に大したことのない名刺を出し渋っているという事は実は事業規模が極小、あるいは資金が乏しいのではないか
  • 手作りに拘り、何でも自分の考えた通りでなければ気が済まない等、ややこしい性格ではないかという懸念

あなた自身や会社、サービスに魅力がなければ、いざビジネスの場ではこういった些細な不信感が判断材料にされてしまう危険があります。若干のマイナスイメージではあっても、不安材料をわざわざ与えるのは良くありません。手作り名刺の方は印刷所に頼むことをまず検討してみましょう。

ヒント2.紙を厚くする

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名刺に使われている紙の厚みが足りない場合、競合他社の物と比べて劣ってしまう可能性があります。何かしらの戦略的意図があるならば別ですが、単に薄いだけの紙はマイナスイメージを助長させます。

一般的に名刺に使われるような紙なら厚さ0.2mmは最低でも欲しいところです。紙の質にも寄りますが僕が手に持った感覚では厚さ0.23mmくらいからが支障のないラインと感じます。僕はクライアントワークで作る平均的な名刺を作る場合、厚さ0.25mmの物を使用しています。

ただし意図なく極端に厚くするとかえって違和感を覚える可能性も。実際に印刷所が提供しているサンプルを手に取って判断できると良いでしょう。

ヒント3.紙の素材を変える

ヒント3は紙の素材を変えてみる、です。名刺が持つ特徴を高めるために、イメージに合った素材を選択します。

  • 芸術分野の方場合は素材感の強い紙など
  • 士業の方なら専門書を想像させるような品質の良い紙など

一味違う紙を使う事で名刺の持つ雰囲気を変え、見込み客への信頼性や説得力の向上効果を狙います。しかしあまり意味なく突飛に紙の素材を選んでしまうと過剰アピールになり、これまたイメージダウンに繋がる危険もあります。ご注意を。

ヒント4.フォント(文字)の種類やサイズを変える

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非デザイナーの方は普段文字に注目する事が少ないと思います。しかし改めて考えると文字は元々線の集合体です。フォントを別の物にする事で文字が持つ印象もガラリと変化します。フォント(文字)の種類にはゴシック体や明朝体のように様々あります。

  • 伝統や専門家の洗練性を持たせるなら明朝体
  • 飾らないナチュラルさや読みやすさ重視でゴシック体
  • 親しみやすさや可愛らしさを付与するために丸い書体

例ではありますが、上記のように文章の意味や持たせたい印象を高めるフォント選びを心掛けるとより良くなるでしょう。

ただしフォントにはそれぞれ著作権があり、実は勝手に商用利用する事が出来ない物も多いので注意が必要です。またプロは洗練されたデザインのフォントをライセンス料を払ったり購入したりして使っている人が多く、そういった方に頼むのも手です。実際に僕も年間5万円ほど支払ってモリサワパスポートという物のフォントライセンスを取得しています。

ヒント5.縦向きの名刺にする

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名刺は横向きの物がスタンダード。僕がいただいた名刺を眺めてみても90%以上は横向きです。そんな中で印象を高めるために縦向きを選択してみるのもアリでしょう。実は今使っている僕の名刺も縦です。縦にするだけでも印象は変わります。

医者や弁護士、コンサルタントなどエキスパートな職に就いている方は縦名刺がよく見られます。縦のイメージが専門職ならではの権威性アピールに一役買っています。しかし縦にしたからと言っても内容が良くなければ無意味です。横向きとそれほど変わらない印象になってしまうでしょう。

ヒント6.メールアドレスをイメージの良い物にする

あなたはどんなメールアドレスを使っているでしょうか。ホームページ制作に携わっている人やインターネットに強い人ならば、確実にメールアドレスから情報を汲み取る目を持っています。

例えばホームページの記載がなかったとしてもメールアドレスがinfo@○○.comなどの場合、ほぼ間違いなく○○.comがホームページのアドレスです。この○○.comの部分は専門用語で独自ドメインといいます。「あ、この人は独自ドメインのメールアドレスか。ホームページを持ってるんだろうな、どれどれ」といった具合です。そうでないアドレスを使っている場合、ホームページを持っていない業者、ネット集客に熱心でない方、インターネットに強くない方という印象があります。

また無料のメールアドレスを使ってる方で「××@○○.○○.jp」などの××の部分が適当で明らかに仕事用でない時も自営業の延長か小規模な会社さんかな?と思ってしまいます。例えば僕は漫画が好きなので、comic.daisuki@○○.jp等使っているとイメージダウンです。

そういった中で「個人名@独自ドメイン」といったメールアドレスは少し毛色が違います。例えば僕の名前は中原といいますが、nakahara@nice-plan.comといったアドレスの事です。本来@の前はinfoがお約束の単語なのですが、前の部分をあえて名前に変更している場合。その方以外に人員がいて、メールアドレスを人員ごとに作っているかもしれないと予感させます。つまり本来は会社規模が小さかったとしても名前@独自ドメインは「ある程度規模があるかもしれない」というハッタリになる可能性があるのです。

一口にメールアドレスと言ってもこういった様々なパターンがあります。あなたの求めるイメージでアドレスを使い分ける事で、印象操作を行えるかもしれません。

ヒント7.サイズを普通の名刺と変える

一般的に名刺は長辺9.1cm×短辺5.5cmとサイズが決まっています。その名刺サイズを変える事でインパクトを与えようというのがヒント7。狙いによってはかなり大きいものであったり、変則的なサイズであっても効果はあるかもしれません。

しかしあまり意味なくサイズを変えすぎると、受け取ったお相手もどう扱えばいいか分からず悪影響を及ぼします。そこまで大きくサイズを変えない場合は名刺入れやケースなどに入れやすいよう、長辺か短辺のどちらかのみを少し短くすると収まりが良いでしょう。

ヒント8.顔写真や似顔絵を載せる

ここまでのヒントはどちらかというとデザイン的であったり軽いイメージ操作でした。ここからはテクニックが一段上がります。ヒント8は顔写真や似顔絵を載せる、です。おそらく一度は顔写真入りの名刺をもらった事があるのではないでしょうか。

顔写真を使うのはボディブローのように後でじわじわ効いてくるテクニックです。人はその場では相手の顔を覚えていますが、会わなくなって1ヶ月も経つとかなりモヤが掛かり忘れてきていると思います。そうした中で名刺に顔が載っていればあなたの印象を長く残す事が出来るかもしれません。また自分自身がサービスの要である専門家である場合なども、あなたを売り込むサポートをしてくれることでしょう。

ヒント9.あえて書く情報を最小限に絞る

ヒント8

相手に多くの情報を与えることは大事ですが、見せたからといって全て受け入れてくれるわけではありません。本当にあなたが伝えたい事が他の雑多な情報のせいで影に隠れているかもしれません。

そんな時は思い切って要らない情報は切り捨て、最小限の事だけ書いてみましょう。広告などと同じです。競合他社が多くの情報を平均的に載せた名刺を渡す中で、あなたの渡した瞬間に鋭く意識させるシンプルな名刺は逆に注目を集めるでしょう。

ヒント10.複数の名刺を作成する

ヒント9

  • 同業者にはより専門的な事をPRをしたい
  • 見込み客には分かりやすく親しみやすいPRをしたい

上記のようにあなたに複数のターゲットが存在しそれぞれのニーズが異なる場合、名刺も複数用意してみましょう。ヒント9を活かしてそのターゲットに刺さる情報のみを載せた名刺を複数作れば、効果的にフォローできるでしょう。

ヒント11.肩書を具体的な物・ユニークな物にする

ヒント10

肩書ひとつ取ってもアプローチの仕方は様々です。例えば僕が行政書士だとして、肩書をそのまま「行政書士 中原徹也」と書いても、どういう時に頼っていいのかよく分かりません。

  • 神戸で起業したての中小零細企業をサポートするWEB集客術に強い行政書士 中原徹也
  • ロングコートチワワのオスが看板犬 店舗開業の相談がしやすいアットホーム行政書士 中原徹也

例で書いてみました。上記のように具体的に何が得意かを示したり、ちょっとユニークな肩書をつける事で名刺を受け取った相手が抱くイメージを操作し、集客効果を強めることが出来るでしょう。ただしあまりにも意味のない事だったり、自分が創作した分かりにくい言葉を使うとマイナスイメージの方が大きくなる可能性もあります。

ヒント12.キャッチコピー等の訴求力が高い文章を載せる

ヒント11

肩書に続き、今度はキャッチコピーです。あなたが扱うサービスや商品についてアピール性が高い文章を載せてみましょう。さっきの行政書士の例で作ってみるとこうなります。

  • WEB集客行政書士 = 担当企業は「その業種のキーワード+神戸」でネット検索上位独占!起業すぐから順調な売上アップが見込めると大評判!
  • 店舗開業行政書士 = 開業届→店舗内装工事→補助金申請までワンストップ対応! 繁盛店とコラボレーションした店舗運営セミナーもアットホームに開催中!

こうしたターゲットのニーズに合致した訴求力の高い文章を載せると名刺からの反応率も向上するでしょう。

ヒント13.何の仕事をしているのか一目で分かる関連性の高いデザイン・画像を取り入れる

  • WEB集客行政書士 = パソコン、スマホ、タブレットに映るホームページ。売上アップをイメージさせる右肩上がりの矢印、など。
  • 店舗開業行政書士 = 開業祝いの店舗の前で撮った看板犬の写真。アットホームなセミナーの様子の写真、など。

例に挙げた行政書士でなら上記のような風に画像を入れてみたり、それに関連するデザインや画像の使用を心掛けると、ターゲットが注目する良い名刺に仕上げるでしょう。

ヒント14.制作実績など仕事の成果を載せる

  • WEB集客行政書士 =検索上位になった具体的なキーワード一覧とサイト画像、売上アップのパーセンテージなど。
  • 店舗開業行政書士 = 繁盛店になっている担当店舗一覧、補助金の獲得実績など。

えらく引っ張りますがまたまた行政書士の例で言えばこのように、ターゲットがそうなりたいと思っていて気になる実績を載せます。説得力の高い実績を載せることで信用を勝ち取る名刺になるでしょう。

ヒント15.受け皿となるWEBサイトやSNS、運営メディアを記載する

集客の受け皿となるホームページやブログを持っている方はその情報を名刺に記載しましょう。企業のページがあるのにSNSの情報を全く出していない方が案外多いです。ぜひ載せましょう。

またそういったWEBページは単にURLを載せるだけでなく「見るとどういうメリットがあるか」を付け加えると尚良いです。下記のようにターゲットが知りたがっている情報が載っているのだとアピールしましょう。

  • WEB集客行政書士 = WEB集客術のノウハウを余すところなく書いたブログはコチラ
  • 店舗開業行政書士 = 繁盛店による店舗運営セミナーの様子を動画で一挙掲載中!

ヒント16.一見仕事に関係なさそうな情報も載せてみる

さて僕が行政書士になった例で説明する汎用的なヒントはひと段落。ここからは名刺の持つ可能性を模索するヒント・アイディアになります。名刺に記載する内容に、一見仕事にはあまり関係なさそうな情報を載せてみるのも手です。僕の場合、「○○出版社 漫画賞受賞経験あり」とかでしょうか。

僕が実際にお会いした方で、ホテルを経営する会社の取締役さんがいらっしゃいました。その方の名刺の端には「○○のカレー」と突如カレーの名前が載ってあったのです。思わず「このカレーはホテルで出しているのですか?」と尋ねてしまいました。

要はそうやって名刺をコミュニケーションを促すキッカケにしようというヒントです。カレーの件はその会話があったことでかなり印象に残っています。

ヒント17.名刺自体に変わった機能を加える

ヒントも17まで来ました。名刺自体に変わった機能を加えてみるのはいかがでしょうか。

  • 裏にスタンプラリー枠を設け、会う度に押していき、溜まったら何か特典プレゼント
  • 絵を複数に分割した名刺を用意し、会う度に渡していき、全部集まったらひとつの絵が完成する

上記アイディアのような名刺で魅力的な物が出来た場合、また会いたいと思ってもらい接触回数を増やす手助けになるという案です。このように戦略をサポートする機能をつけることで集客力を高めることが出来るかもしれません。

ヒント18.名刺自体を更新型コンテンツとして利用する

最後のヒントです。名刺自体を更新型コンテンツとして利用するアイディアがあります。例えば魅力的な名刺を作っている方はブログで「名刺のデザイン変えました」と載せると新しい名刺が欲しいと言われるそうです。

もしそうなれば名刺を渡す=その人と会うという事になるため、ヒント17で出した例と同じく見込み客や既存顧客との接触を増やすことが出来ます。名刺の更新を戦略として組み込み、年に一回など定期的に新しくしてみるのはどうでしょうか。名刺更新の時期を閑散期に設定することで売上が少ない時の集客力強化を図れるかもしれません。

また何かテーマを決め、更新毎に成長であったり変化があるコンテンツを名刺に載せるのも良いかもしれません。

3.名刺作成で集客力を込めるためには改めて自身とターゲットを見直す事が必要になる

ここまでヒントとなる事を見てきました。肩書や実績を載せるなどを活かし、名刺の集客力を高めるためには「どんなサービスが有効なのか」「どんな事なら興味がそそられるのか」と自身やターゲットを見直すことが必要になります。

3-1.自己満足のアイディアだけで作成した名刺は集客どころかイメージを損なう可能性がある

よく「自分なら何が欲しいか」を考える事が大事だという方がいます。そういった需要やヒントを探し続ける事は大切ですが、それが有効なのは「自分自身が自社商品のターゲットに入っている場合」です。ただ単に自分が面白そうだと感じる物を並べても、ターゲットにとっては響かない物ばかりの可能性があります。そうなると集客どころかイメージを損なう結果になるかもしれません。

自己満足ではなく、お客さんが何が欲しいのかを考えましょう。そして実際に自分のターゲットになる顧客、それも優良顧客から直接お話しを聞ければベターです。

3-2.受け取る相手のニーズ・悩みを解決できるキッカケになる事が集客力最大化のカギ

名刺を受け取る相手があなたの商品のターゲットだった場合。その方のニーズや悩みを解決する糸口になることが名刺に書いてあれば、心を掴むキッカケとなるでしょう。

この記事で言えば、自分の名刺制作に興味を持っている方がターゲットになります。自分の名刺を作ろうと思っている場合、自営や法人の経営をしている人物である確率が高いです。さらに名刺を検討することを考えると、まだこれから始めるか始めて年数が浅い方、今までの名刺が気に入ってなかった方だと思います。

名刺を作るのは自身の仕事をアピールしたり、何かしら人脈を広げたいからだと思います。最終的な目的は「名刺を作る」ではなく「ビジネスに繋がる」ことのはず。そんな方が根本的に抱えている悩みは「そこから如何にして仕事を取るか」という事です。名刺制作はその過程に過ぎません。

そのように考え、本記事が提供すべきは「名刺制作をどのように活用すれば集客に繋げる事が出来るのか」だと判断し執筆しました。あなたのターゲットとなる方の悩みやニーズは何でしょうか? それを考えてサービスや名刺に反映させる事が集客力を最大化させるカギです。

3-3.まだ名刺を持っていないならばとりあえずマイナスにならない物を作成しておく

色々な事を書きましたので、急には上手く考えがまとまらない方もいらっしゃるでしょう。もしまだ名刺をお持ちでない方はとりあえずでも、マイナスにならない物を作ると良いでしょう。初めから完璧を目指すのはスピードを鈍らせます。

  • ヒント1 印刷所を利用する
  • ヒント2 紙を厚くする

上記2つのヒントを意識してデザイナーに注文をすれば、最低限マイナスにはならない名刺が出来上がるはずです。

4.まとめ

名刺という手のひらサイズの紙でも、将来自分の顧客となる方へ渡す立派な情報です。名刺に書くべき事がハッキリと選別でき、戦略を練れるのならば恐らく名刺以外のツールを作る場面でも集客力を最大化することが出来るはず。

名刺は自分を表す鏡です。改めて自分自身やサービス、ターゲットについて見直し、有効な情報は何かを整理した上で「使える名刺」を作成してみましょう。

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